果たして忘年会と呼ぶのかどうなのかはさておき、飲み会を行った。
"忘年会"というもの。僕は大好き。
そもそも僕はイベントごとが好きで。人と交流することを面倒くさがるくせに、イベントは大好き。企画するのも好きだし、その企画の中に居るのも好き。
企画する側としてはその企画を楽しんでくれてる人を見るのが嬉しいし、その企画の中で自分も楽しむのだって悪くない。
そのイベントが日本のトラディショナルなものであれ、最近海外から入ってきたものであれ、僕は好き。
なので、年の瀬を感じさせる忘年会も好きなのです。
忘年会。
その年にあった嫌な事を忘れて飲もうぜ!みたいな、いかにも日本らしい文化だと僕は感じる。「水に流す」みたいな。過ぎ去ったことは全部流してしまおう、的な。
人は嫌な事があっても忘れる事が出来る様にプログラムされているという。
楽しかった記憶と比較すると、苦しい記憶や辛い記憶は早く欠落していく傾向にある。
だから前を向くことが出来る。人間は複雑な感情を持つし記憶力が高いけども、それ故に過去に引きずられることだってあるはず。そんな人間には必要な防衛機能だったんだと考える。
それを逆手に取ったとも考えられる忘年会。
要は思いっきり楽しみながら飲めばいいんです。打ち合わせやしがらみやビジネスとかそういう類いの一切をポイと放り投げて、ただただ他愛も無い話をし合い、また来年からの活力とする。それこそが忘年会だ、と僕は思うわけです。
「堅い話は置いといて、わいわいしよう」ってやつ。
とか言って。冒頭でも書いたように果たして昨日の飲み会は忘年会だったのだろうか。
もっと年の瀬になってからでも…って思っていたけども、よくよくカレンダーを見ればもう今年もあと半月を切っている。
今年はあと2回くらいは忘年会というものをするのかなぁと漠然と考える。
色んな界隈で飲みたい。忘年会をしたい。
でも、連絡不精な僕は、きっとあと2回くらい忘年会をしたら終わりだと思う。スケジュールが許せば全然忘年会を開きますので、界隈の方はご一報ください。お店の段取りとかは結構得意なタイプだったりしますゆえ。
さて。
まずは焼肉から始まりました。「焼肉を食べたい」との声が上がりまして、そのまま即日で予約を取って人を募って乗り込んだ次第。
決定さえすればフットワークは軽い。
肝心のお肉の写真は撮り忘れ。
焼肉ってねぇ…焼き始めちゃうと休めないからねぇ…。せっかくのお肉を焦がしたくは無い。
おいしくいただきました。焼肉もさることながら、セットメニューの中に付いてきた海鮮モノがおいしかったのが印象的。
続いて、場所を変えて。
おしゃれなバーのような雰囲気。
ダウンライト過ぎず、かといって陽気なバルほど騒がしくもなく。街にフィットしたバー。
まずはライム風味のビールとともにいただく油淋鶏。
そしてお目当てのラーメン。
特筆するほどめちゃめちゃに旨いわけではないんだけど、こだわり感とおしゃれ度、そしてこの雰囲気でいただくラーメンはまた一味違う。
その後さらに場所を変えて…
完全に二次会用のお店、みたいな雰囲気。程よいダウンライトとパーテーション。
カップルで来たり合コンで来ると盛り上がりそうなお店。黒ひげ危機一髪やトランプを貸し出してくれます。
僕はもうお腹いっぱいだったので、デザートとコーヒーを。
その奥には角ハイボールと鶏の叩き。もうここどこだよ。
デザートに悩んだときにはプリン系にすればハズさないという僕の中でのセオリーがありまして。
カタラーナだったりブリュレだったりね。
ほら、おいしいー!
結構このお店でダラダラと過ごしまして。でもこのダラダラって大事だと思うフシもありまして。
何も考えずにダラダラし合えるって中々良いものなんじゃないかなって思うのです。
結局、とうに日付は越えて、ラストオーダーを取りに来るくらいまでお店で過ごし、しかもそのあとはまた別の居酒屋に流れ込む…という。
良い一日でしたとさ。