照明さんをしてきました。
ムービングライトとかそろそろ扱ってみたいですよね。その辺のスキルが付けば他のハコでも充分照明さんとして動けそう。
とかいって別に照明さんは僕の中ではスキマ時間のバイトのようなものなので、毎日やり続けたいとは思わないけども。
「バイト」という言葉の比喩の中には、もしかすると「本気ではない、片手間」のようなニュアンスが含まれていたりするのかもしれません。僕としてはそういうつもりは無いのだけどもね。そう思ってしまう人は片手間で動いているバイトしか見たことがないか、もしくは自分自身がそうだったのか。
職種によっては権利や役割の面で正社員に大きく劣ることもあるバイトですが、このご時世ではバイトによって成り立ってる仕事だって多いはず。たかが一バイトであれ侮れないポジションだと思うのです。
「雇用されている」という意味でも社員とバイトに差はないわけですし。保障や給与の面で差はあれど。
さらに言えば僕は事業主ですし、そういう立ち位置になってからなおさら肩書きに拘らなくなってきました。だって別に誰でも事業主になれるから。「で、実際中身はどうなの?」って部分の方が大事。
あとは僕自身がどう見られようと別に頓着が無いせいもありまして。というかそっちの方が理由としては大きい説もある。この業界ですとそんなに重要視されない要素でもありますしね。
照明をやりながら、「お、このバンド良いなぁ」って思う時もあるし、「うわぁ…ああ…」って思う時もある。
別にそれは僕の中の感性や価値観によるものですし、まぁ僕だって人間ですし(猫じゃなかった)そういう事もあります。
だからといって行う仕事には影響は無い。もちろん聞きなれたジャンルや何度もオペレーションしているバンドの方が得意だけど、それは得意不得意の話であって、好き嫌いの話ではない。
色々インスパイアされたり、響くものがあったりするので楽しいです。
イベント内容や対バンも含めて同じライブって無いですし。空の雲みたい。
パッと見では似てるんだけど、よくよく見ると違う的な。
また来週も照明さん。そしてその次の週も。
僕自身も慣れてきたので、楽になってきたし楽しい。
まぁしかしライブをしてる方が楽しいので、見てるとライブをしたくなるけどもね。