ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【セブンイレブン】最初から最後まで海老づくし!「海老みそラーメン」

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新型コロナウイルスが猛威を振るう。緊急事態宣言も期間が伸びるようだ。

多くのラーメン屋は休業だったりちょっと遠かったりと中々ラーメンメンタルを満たせない昨今。

というわけで、ついにコンビニのラーメンに手を出した。

 

もともとコンビニのラーメンは専門外で。スープはおいしいんだけど麺のクオリティがどうもねぇ…。こう…58点あたりを超えないというか…。マズくは無いんだけど…。

もう一度強調しておくけど、スープに関しては素晴らしいと思う。粉末スープを溶かしたような"インスタント"の域は完全に出つつある。

 

2019年秋に大幅リニューアルした"レンジ麺"カテゴリー

セブンイレブンの麺類の一部は、実は昨年の秋に大型アップデートがあった。

麺類の中でもレンジで加熱して温かい状態で食べるような、いわゆるレンジ麺に改良が加えられた。

 

スープ

大きな変更点として、まずスープがストレートスープに。

これは意外かもしれないけども、ストレートスープはセブンイレブンの加熱タイプの麺カテゴリーとしては初採用となる。

 

従来のスープはゼラチンとして存在しており、加熱によって溶ける仕組みになっていた。

これは豚や魚などに由来する原材料でゼラチンを作り、スープを閉じ込める手法で、商品陳列時の見た目や品質の保持にもつながる。スープに麺が浸りっぱなしじゃちょっとね…。

このゼラチンのおかげで商品内の小袋を無くし、そのままレンジで加熱が可能になった。さらにゼラチンのスープと麺や具材が完全に分かれることによって、見た目も良く、なおかつ品質向上にもなった。

 

そんな大きな貢献をしてきたゼラチンだが、実は昨年秋からは採用されていない。脱・ゼラチンだ。

10年以上も採用されてきたゼラチンのスープから脱却し、ストレートスープを採用。これ、地味だけどものすごい改革。(伝われ)

 

容器

さて、じゃあ容器はどうなっているのか。という点だけど、このリニューアルに合わせて中皿を採用。

スープの上に一枚プラスチックの皿が覆っており、麺と具材はこちらに乗っているという形。

 

これは冷たいままで食べるうどん等の容器と同じだ。下にスープの大きな袋と麺があり、仕切られた上の段には薬味がある。

しかし実はこの仕切り、中皿にちょっとした仕掛けがある。

 

中皿には蒸気を通すような設計がなされ、これによりレンジで加熱したときに麺がうまく蒸される。

 

なお、容器が従来よりもやや縦長なフォルムになっている。

 

麺も改良されたらしい。

(急に話の熱量が下がる)

 

買ってみる

さて、そんな麺類を買うなんて久々。

最近のこういうチルド麺って高くて、この値段を出すならお店に行っちゃうんだよなぁ。

スープはおいしいし、「麺を食べている」という事実はあるので、メンタルは満たせる。ただし、それはラーメン屋さんの下位互換でしかない。

 

もちろんメリットはある。いつでも時間帯を問わず買えるし、食べる場所も選ばない。コンビニは色々な場所にあるので、わざわざ足を運ぶ感が薄い。

主に手軽さの面ではコンビニに軍配は上がる。

 

そして何より、この状況である。

最初にも書いたように、ラーメン屋さんへ足を運ぶのも憚られたり、そのために交通機関を使うのもリスキーである。あまつさえ、そもそもラーメン屋がやっていない事もある。

 

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こちらの「海老みそラーメン」――正式には「香り豊かな海老みそラーメン」、税込496円。おい、スガキヤ*1や幸楽苑*2より高いぞ。

 

 

食べてみる

ともあれ、まずはレンジで加熱。

加熱時間はかなり長めだけど、沸かしたお湯を入れてフタをして待つカップラーメンと比べればそこまで変わらない。

 

基本的に外装等はそのままでレンジに放り込めるのは便利。コンビニの叡智の結晶。

 

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加熱後にフタを外してみるとこんな感じ。

麺の周りにぐるりと透明の中皿が確認できる。これがスープと麺・具材を隔てている。

 

具は青ネギ、チャーシュー、中央に桜海老、中央奥に揚げ玉、左奥に海老。

これらを良い感じにスープへスライドさせて流し込む。カツ丼や親子丼を作ったときに最後にご飯の上に具をスライドさせるあの感覚に似てる。

 

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スープは味噌ベースで、エビの香りが強い。桜海老が入っているので香ばしさが強く出ている。

また、エビの殻やミソと思しき味わいもあるので、まぁ色々スープに溶け込んでるのでしょう。

 

動物感はやや奥に引っ込み気味だけど、どうやら鶏白湯スープを使っているらしい。

 

 

チャーシューは予想よりも味わいがあり、おいしい。

こういうラーメンのチャーシューって本当に望めないんだけど、割かし良い。

 

海老の風味がする揚げ玉はレンジの加熱とスープによりふやけてしまっているが、悪くは無い。桜海老もサクサクとアクセントになっている。

ボイルされた海老が1尾入っていて、特に味わい深いわけでもないけども見た目にも良い。

 

麺ももちもちで悪くない。小麦の風味等は期待できないけど、まぁそれは野暮でしょう。製麺所の箱でもチェックしとく?

 

「香り豊かな海老みそラーメン」と言うだけの事はあり、最初の一口目から最後まで海老が押し寄せる。

最初に口に含む前からエビの香りが先制攻撃を仕掛けてくるし、海老の旨味が溶け込んだスープの最後にも海老を砕いたエキスが感じられる。

評価

  • 味:★★★★☆
  • コスパ:★★★☆☆
  • 麺:★★★☆☆
  • スープ:★★★★☆
  • えび感:★★★★★

まとめ

この一杯に海老が何尾分含まれているのだろうか…。

 

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