ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【セブンイレブン】語彙力を失った商品開発部「チーズ!チーズ!チーズ!」

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ローソンに引き続き、セブンイレブンでも新作のホットドッグが出た。

ローソンのはこちら。

blog.neko-labo.work

 

 

ローソンのホットドッグはグードッグというダジャレをかましてきたわけだけど、セブンイレブンの命名にもびっくり。どうしたセブンイレブン。寝不足かな。

 

チーズ推しがすごい

新作ホットドッグ。その名も「チーズ!チーズ!チーズ!」。

いや、商品名だけじゃホットドッグかどうかも分かんないじゃん。どうなの。商品開発部。

 

チーズは波はあるものの、一定の周期でブームが来る。

去年はバスク風チーズケーキが来たし。そもそもチーズが好きな層は分厚いし、クセのある食材ながらウケも良い。

 

そんなチーズを推しに推しまくったホットドッグがこれである。語彙力が自粛してるのかな?

 

買ってみる

このホットドッグはサンドイッチたちと一緒にチルドの棚に並んでいる。なんとなく影は薄い印象。

ローソンのグードッグは大々的に外にノボリまで立ってたりするのに、セブンイレブンに生まれ落ちてしまったがためにこの仕打ち。扱いの差。生まれながらの身分の差。ああ、神様は不公平だ。

 

価格は税込み321円。まぁそんなもんだろ、と思って買ったけど、冷静に考えると300円を超える総菜パンってちょっと敷居をひとつ超えた感じ*1がしなくもない。これがセブンイレブンマジック。

 

そのかわり、まぁセブンイレブンなので味は間違いないでしょう。値段は高いが品質も良い――それがセブンイレブンだと思ってる。ハードルがグイっと上がる。

 

 

 

まずは温める

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食べる前にレンジへぶち込まないといけない。もし仮にレンジに入れるのが非人道的行為だと感じたり今日の運勢的にNGだったとしても、温める事をおすすめする。じゃないとチーズが硬いし。

 

パッケージにも「必ず袋を少し切って温めてください」と書いてある。

「必ず袋を少し切って、温めてください」なのか「必ず、(袋を少し切って)温めてください」なのか気になるところ。まぁどちらでも生きていく上では大した問題ではない。

 

もしも家に電子レンジが無ければ、友人やお隣さんに借りよう。

500W(ワット)の電子レンジで1分と少し。せっかちな人は業務用の電子レンジを仕入れてくれれば数秒で済む。

1500Wで25秒の目安時間だし、2000Wくらいまでいける機種なら10秒足らずで良いでしょう。時間が惜しい方はこれを機に業務用の電子レンジの購入を検討してみては。

 

 

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さすがにパッケージやイメージ写真ほどではないが、充分なチーズ量。チーズ好きも思わずニッコリ。

ちなみに一辺を閉じた紙で包まれていて、手を汚すことなく食べる事が出来る。

 

なお、チーズの種類はチェダー、ゴーダ、パルメザンの3種。

商品名が3回チーズを繰り返しているのはきっと3種のチーズを使っているからだ。と勝手に思っている。

 

チェダーチーズゴーダチーズもよく使われる一般的なチーズ。どちらもマイルドでクセが少ない。ゴーダチーズの方が若干ふくよか、かな。

パルメザンはパルミジャーノ・レッジャーノに近いもの。説明すると長くなる*2けど、厳密には別物。コクと旨みが感じられるタイプのチーズ。

 

チーズって何種類か合わせるとおいしいよね。ピザの"クアトロ・フォルマッジ*3"みたいな。個性の違うチーズを組み合わせると、複雑に重なり合って重厚な味わいとなる。

 

 

そうそう、話は戻るけど、チーズが上手く溶けていなかったらレンジの加熱時間を長くすると良い。上に乗っているチーズは溶かすタイプのいわゆるミックスチーズのようなものとなっているので、溶けていないとおいしくないと思う。

 

加熱前によくよく見てみると、ソーセージの上にチーズソースが乗り、その上にミックスチーズが乗る。

多分下のチーズソースがゴーダで、上のミックスチーズにパルメザンとチェダーが入ってるんだと思う。完全に予想だけど。

 

 

食べてみる

まずはどうやってもソーセージから食べる事になる。

どうやっても、は言い過ぎたけどほぼ100%ソーセージから食べる事にはなるはず。

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パリッとした歯切れの良いソーセージはジューシーでおいしい。この辺はさすがセブンイレブンって感じ。

 

食べ進めるとチーズが登場する。

チーズはしっかりとコクがある。さすが主役。強いクセのあるチーズでは無いので、ホットドッグとしての調和も取れている。

もちろんちゃんと伸びてくれるから、良い感じの写真も撮れるかも。多分。

 

ニクい演出なんだけど、刻み玉ねぎとほのかなマスタードが隠れている。玉ねぎは若干ピクルスっぽい味わいになってる感じ。マスタードはそこまで辛みが無いが、良いアクセント。

 

これらがバランスよく襲い掛かってくる。まぁチーズが勝ってるけど。勝ってもらわなきゃ困るけど。

チーズがなんとなく常に勝ちつつも、バランスは良い。ちゃんと「チーズがたっぷりのソーセージがおいしいホットドッグ」として成り立っている。決してチーズありきだったりしない。

 

評価

味:★★★★★

コスパ:★★★☆☆

チーズ!:★★★★☆

ソーセージ:★★★★★

語彙力の欠如:★★★★★

 

まとめ

商品名は「ジューシー!チーズまみれのホットドッグ」とかで良かったのでは?

 

 

www.sej.co.jp

 

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*1:「え?ちょっと高くね?」の気を使った言い回し

*2:パルミジャーノ・レッジャーノを模したのがパルメザン、という解釈が一番近い。パルメザンとしては、あの例の粉チーズで有名になった。パルミジャーノ・レッジャーノと名乗るためにはいくつかの規則のクリアが条件となる。要は"ブランド"みたいな。

*3:Quattro Formaggi(伊)=4種のチーズ、の意。